こんにちは、はっこんです。
今回の記事では森博嗣さんの『キウイγは時計仕掛け』を読んだ感想を書いていきたいと思います。
※本記事は『キウイγは時計仕掛け』を読まれた方に向けて書いたものです
※以降ネタバレを含みます、ご注意ください
『キウイγは時計仕掛け』はGシリーズの第9作目です。
登場人物
- 加部谷恵美・・・・・県庁職員
- 海月及介・・・・・・W大学大学院生
- 雨宮純・・・・・・・TVレポータ
- 山吹早月・・・・・・M大学助教
- 西之園萌絵・・・・・W大学准教授
- 犀川創平・・・・・・N大学准教授
- 国枝桃子・・・・・・C大学准教授
- 柴田修三・・・・・・日本科学大学理事長
- 福川啓司・・・・・・同学学長
- 蔵本寛子・・・・・・同学副学長
- スマリ・・・・・・・同学留学生
- 島田文子・・・・・・同学助教
あらすじ
建築学会が開催される大学に、γの字が刻まれたキウイがひとつ届いた。
銀のプルトップが差し込まれ手榴弾にも似たそれは誰がなぜ送ってきたのか。
その夜、学長が射殺される。
学会に参加する犀川創平、西之園萌絵、国枝桃子、海月及介、加部屋恵美と山吹早月。
取材にきた雨宮純らが一堂に会し謎に迫るが。
感想
Gシリーズをより好きになる作品でした。
国枝先生の登場が多く、笑ってしまうようなセリフもあり楽しんで読むことができます。
本作は学会が舞台となっていますが、運営側の雰囲気を知ることができる珍しい体験をすることができました。
犀川研のコンパには浜中さんとかもいたのかなぁと気になってみたり、、
いつもの4人もすっかり大人になっていて自分だけ取り残された感覚
雨宮さんは仕事熱心でずっと走り回っていた印象w
でも友達想いでこんな女の子が周りにいたらいいなと思ってしまいました。
加部谷は発表が上手くいって良かったし海月の質問には彼なりの優しさを感じた。
ボクの個人的なお気に入りは発表が終わった加部谷の頭を「お疲れ」と国枝先生が撫でるところ。
海月にコップを渡せなかったのは残念だけど、また会えるといいな
国枝先生ってたまに出る優しさやユーモアに味がありますよね。
犀川の禁煙に驚き、犀川に寄り添う西之園に安心感を抱く。
もう事件なんてどうでもいい!!
Gシリーズ、この先どうなるのやら。。。
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