こんにちは、はっこんです。
今回の記事では森博嗣さんの『キラレ×キラレ』を読んだ感想を書いていきたいと思います。
※本記事は『キラレ×キラレ』を読まれた方に向けて書いたものです
※以降ネタバレを含みます、ご注意ください
『キラレ×キラレ』はXシリーズ第2作目です。
登場人物
- 真鍋瞬市・・・・・・芸大生
- 小川令子・・・・・・助手
- 椙田泰男・・・・・・美術品鑑定業
- 鷹知祐一郎・・・・・探偵
- 川戸道久・・・・・・会社役員
- 徳山喜美子・・・・・最初の被害者
- 前畑昌子・・・・・・第二の被害者
- 岸本真由・・・・・・第三の被害者
- 阿部雪枝・・・・・・第四の被害者
- 佐久間護・・・・・・医師
- 中野孝司・・・・・・薬剤師
あらすじ
満員電車の中、三十代の女性がナイフのようなもので切りつけられる事件が立て続けに起こった。
探偵・鷹知祐一郎から捜査協力の依頼を受けた小川と真鍋は、一見無関係と思われた被害者たち全員に共通する、ある事実を突き止める。
その矢先に新たな事件が起こり、意外な展開を見せるが……。
Xシリーズ第二弾!
感想
まずサブタイトルの「CUTTHROAT」が気になったので調べてみました。
主に「人殺し」、「かみそり」を意味するそうです。
他に何か深い意味があるのかなと考えてみましたが、結局分からずじまい、、、
森博嗣さんの小説を何度も読んできましたが、シリーズ本1作目は途中でタレて読みづらい印象。
その印象は本シリーズにも当てはまりました。
前作『イナイ×イナイ』よりも読みやすかったです。
森博嗣さんの作品の中でもかなり読みやすい方だと感じます。
結構単純で理解しやすい内容だったと思います。
小川さんが泥臭く、事件の調査を行っており、探偵らしくなってきた感じ。
真鍋はボランティアで小川と共に行動、ちょっと抜けながらも鋭い指摘に思わず感心してしまします。
瀬在丸紅子と同じニュアンスの発言をしていたこと、侮れませんね。
椙田は相変わらず何もしないという感じでしたね。
しかし、椙田好きのボクは小川の家でご馳走になっているときの、「平和だ」という言葉に彼らしさを感じました。
ラストは前作に続きまた西之園萌絵が登場、お得意の合気道で犯人を撃退って感じですね。
やっぱシリーズで繋がっているのがとても嬉しいです。1番の醍醐味と言ってもいいくらい。
次回も楽しみ~~
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