森博嗣『君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species?』

森博嗣 WWシリーズ

こんにちは、はっこんです。

今回の記事では森博嗣さんの『君たちは絶滅危惧種なのか?』を読んだ感想を書いていきたいと思います。

※本記事は『君たちは絶滅危惧種なのか?』を読まれた方に向けて書いたものです

※以降ネタバレを含みます、ご注意ください

『君たちは絶滅危惧種なのか?』はWWシリーズの第5作目です。

登場人物

  • グアト・・・・・・楽器職人
  • ロジ・・・・・・・技師
  • ロベルト・・・・・幽霊
  • リンダ・・・・・・幽霊
  • ヴィリ・・・・・・貴族
  • マルコ・・・・・・浮浪者
  • ズザンナ・・・・・浮浪者
  • ピータ・・・・・・案内人
  • オーロラ・・・・・人工知能

あらすじ

国家自然公園の湖岸で、釣りをしていた男性が襲われ大怪我を負った。

同公園内の動物園では、1ヶ月ほどまえスタッフ一人が殺害され、研究用の動物とその飼育係が行方不明になっていた。

二つの事件以前から、湖岸で正体不明の大型動物が目撃されており、不鮮明ながら映像も存在した。

兵器使用を目的とした動物のウォーカロンか?

情報局の依頼を受け、グアトらは動物園へ赴く。

感想

ついにWWシリーズ5作目!楽しみで仕方なかった!

久しぶりに読むと難しい、、と感じますね。

やはり森博嗣さんの小説は基本的に1度読むだけでは十分な理解ができませんw

今回は主にヴァーチャルの世界が軸になっていました。

今ではヴァーチャル世界なんて考えられませんが、生まれた頃からそれが当たり前になっていたらどう感じるのでしょうか?

逆にリアルに憧れを持つ人たちが現れるかもしれません。

理想な世界だから満足ができるというわけではなく、より理想を求めてしまうかもしれません。

要は相対的ってことですね。

ヴァーチャル世界が実現すれば絶滅という概念も少し変わりますね。

フスという大企業が利益を得るために隠蔽が行われながら練られた計画にこのまま沿っていってしまうのでしょうか?

今回は情報局からのメンツとしてロジ、セリン、そして新たにペネラピという局員が加わりました。

といってももちろんあの人でしょう。名を出すのは野暮なので言いませんが。

やっぱこの4人が1番しっくりきますね。

終盤の戦闘で4人の連携が見れてボクも嬉しかった!

グアトとペネラピの完璧主義について話していましたが、

グアトにとってのそれが研究者らしくて気にいった!

回転木馬に乗っているあたりが微笑ましかったです。

グアトの突拍子のない発言に冷たい視線を送るロジ、、

この尻に敷かれている感じが大好きです。

しかも終盤に登場したトランスファ、、

まちがいなくあの子ですね、、グアトとの相性もかなり良い!

また出てきて欲しいな〜、次作に期待!!

かつて、人間は子孫を産み、新しい世代に将来を託した。また、常に成長と老衰という経時変化とともにあった。老化を科学的に回避したとき、子孫を産む能力を失った。それは、もともと同じものだったからだ。

植物は枯れるから種を残す。死ぬから生まれる。成長することも老化することも、同じ現象であり、それは人類だけでなく、すべての生命の遺伝子に組み込まれたプログラムだった。

そのプログラムから逃れようとすることは、パラダイム・シフトにはまちがいないが、しかし、そこで失われるものが必ずあるだろう。それを予感させるものも、このプログラムによる自己防衛反応にすぎないのか、それとも、大いなる絶滅に対する最後のストッパとなりうるものなのか。

ボクにはそこが、まだ、どうしても見極められないのだ。

グアト

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